ウォーターサーバと健康

水は健康と密接なかかわりがあります。
ウォーターサーバーで得られる健康のメリットについて私見を交えて書いていきます。

ウォーターサーバと腸の働き

体は水で出来ている

人間はその体の大部分が水で構成されている生き物です。
そして、体内の水は、汗や排泄物の形でどんどん排出され、常に入れ替わっていきます。

つまり、人は水を消費し続けて生きていると言えるのではないでしょうか?

それらの水は、口から摂取することになります。
主に栄養を吸収するのは小腸、そして水分は最後に吸収されます。
そうでないと、腸が詰まってしまいますからね。

水を体内に効率よく取り入れるためには、腸の働きが重要になるのです。
そして相互的に、水には腸の働きを整えるための重要な働きがあるとも言えます。

食べたものが滑らかに消化器官内を流れるためや、栄養素を腸壁から効率よく吸収するためにも水の存在は欠かすことができません。
そして、食べたものが滑らかに体内を流れていけば、自然とお通じもよくなるのです。

つまり、消化、吸収、排泄の全てにおいて、水は重要な役割を果たすのです。
さらに、それらの重要な役割を果たす水は、できるだけあなたの身体にあわせた、良いものを取り入れることができれば、もっとも良い働きが期待できますね。

しかし、身体にあわせた良い水といっても、どんな水がいいのでしょうか?

少しの種類ですが、いくつかの水の特徴をあげてみましょう。

アルカリイオン水

アルカリイオン水とは?

アルカリイオン水は、アルカリイオン整水器で水を電気分解し、陰極側より生成されるpH9〜10の弱アルカリ性電解水のことをいいます。

アルカリイオン水の効能は?

1992年に国民生活センターによってアルカリイオン水の効果に関する疑問が提出され、1993年にアルカリイオン整水器検討委員会が組織されました。
その効果を確認するために、二重盲検を含む比較臨床試験が国立大蔵病院及び滋賀医科大学で実施されています。

その結果を踏まえて2005年に薬事法が改正され、管理医療機器として認証基準に合格した「家庭用電解水生成器」が生成した水は、「飲用して胃腸症状の改善に有効」と認められています。

アルカリイオン整水器

アルカリイオン整水器は、「医薬品、医療機器等の品質、有効性および安全性等に関する法律」の承認または認証を受けた機器で、医療機器として「医療用物質生成器」の「家庭用電解水生成器」と規定されています。
販売する際には「電解水素水」や「電解還元水」などの名称が使われることもあります。

なお、「0711」を「おなかにいい」と読む語呂合わせから、7月11日は、「アルカリイオン水の日」として、2009年に日本記念日協会に登録されています。

アルカリイオン水を飲む際の注意点は?

アルカリイオン水は、すべての人にとって良いものとは限りません。

「胃酸の量が少ない人」や「胃を切除している人」は、アルカリイオン水のアルカリ性の性質が、胃酸を中和する方向に働くため、胃酸の殺菌作用が弱まり、食中毒を起こしてしまうかもしれません。
自分の体質を確認して、注意してのむ必要があります。

また、身体にいいからといって大量に飲むと、体内バランスに問題が生じるかもしれないので、1日あたり、自分の体重の2%程度を目安に摂取してください。

バナジウム水

バナジウム水とは?

バナジウムを多く含む水をバナジウム水と言います。
富士山の湧き水にはバナジウムが多く含まれ、この湧水を飲んでいる付近住民の血糖値が低いという研究結果が発表されたことがきっかけで、バナジウム水が注目を浴びるようになりました。

バナジウム水の効能は?

京医科大学准教授 渡辺泰雄医学博士の研究で、血糖値が140mg/dl以上の糖尿病患者の男女に、60日間、1リットルあたり65μgのバナジウムが含まれた富士山の水を毎食前に180ml飲んでもらい、その間の血糖値の変化を調査しました。
その結果、半数以上の糖尿病患者の血糖値が正常値に戻ったことが報告されました。

バナジウム水を飲む際の注意点は?

ミネラルウォーターのバナジウム水には1リットルあたり0.1㎎ほどのバナジウムしか含まれていないので、毎日2リットル摂取したとしてもまったく問題ありません。
また、富士山の伏流水を飲料水にしている人たちが、慢性的下痢、神経障害を患っているという報告はないのです。

しかし、毎日22㎎のバナジウムを5ヶ月間摂り続けたところ、激しい腹痛と下痢を引き起こしてしまったという研究結果もあります。
さらに、うつ病、躁うつ病、不安障害などの患者の血液や毛髪は、バナジウムのレベルが異常に高いというデータもあるのです。

ですから、赤ちゃんや免疫が落ちている状態でバナジウム水を飲むのは避けたほうがいいかもしれません。

また、糖尿病治療を受けている人は注意が必要です。
バナジウム水が血糖値に影響を及ぼすという研究結果は、すなわち糖尿病患者に影響があるとも言えるのです。
血統やコレステロールを下げる薬を使用している場合には、影響を受ける可能性がありますので、大量に飲むのは避けたほうが賢明でしょう。

海洋深層水

海洋深層水とは?

海洋深層水とは、深度200メートル以深の深海に分布する、表層とは違った特徴を持つ海水のことです。
ですから、海水の90%以上は海洋深層水だといえます。

非常に深い海水は、表層水との温度差(サーモクライン)や密度の差で分離されるため、河川から流入する水に含まれる陸上の化学物質による影響を受けません。
また、太陽光が届かないためプランクトン等が成育せず、有害な雑菌等も表層水の千分の一以下と少ないことが特徴です。
このため、深層水は表層水に比べて細菌学的にも化学的にもはるかに清浄になっています。

しかも、表層水に比べて、植物プランクトンの成長に必要な無機栄養塩類が豊富に含まれています。
これは海洋深層水中の植物プランクトンが少ないために、表層から沈降してくる無機栄養塩類が消費されずに残っているためです。

さらに、水温をはじめ含まれる成分が年間を通して一定であり、水質が安定しているという特徴があります。

以上のことから、海洋深層水は、塩分や有害物質を濾過して日本の衛生基準に合わせるだけで、ミネラル豊富な飲料水に生まれ変わります。

海洋深層水を飲む際の注意点は?

海水は、人体に近い組成を持つものですから、特に注意は必要ないとも言えます。
ただ、海洋と言う名前の影響か「しょっぱい」と感じる人もいるようです。
しかし、飲料水として濾過する過程で「脱塩処理」を施すため、過剰な塩分は含まれません。

脱塩処理の過程でできた塩は、別途販売している業者もあります。