高温多湿の環境で体がなじめず、めまいなどの障害をおこすことをいいます。
症状としては、主にめまい、失神、頭痛、吐き気、強い眠気、気分が悪くなる、体温の異常な上昇、異常な発汗または汗が出なくなる などがあります。
また、熱中症が原因で死亡に至る場合もあります。
特に重症の熱中症では、致死率が30%にまで達するという統計があり、重症の場合には脳機能障害や腎臓障害の後遺症も報告されています。

熱中症は、高温多湿で起きるといわれますが、大体25℃くらいから発症する人が少しずつ増えてきて、31℃以上になると急に増えてきます。
また、日射病と違って、室内でも発症するので、エアコンなどで温度調整をするようにしてください。
人間の水分保有量は、新生児で約77%、成長するにつれて少しずつ減少し、高齢者では約53%といわれます。
特に小さなお子さんや高齢者は、脱水症状を起こしやすいので十分に気を付けましょう。
同じ環境下でも、熱中症になる人とならない人がいます。
なぜなら、「環境」「からだ」「行動」の三つの要因が複雑に絡まって発症のリスクが変わるからです。
例えば、気温が低くても湿度が高く(環境)、時間が無くて朝ご飯を食べずに(からだ)、慣れないスポーツを頑張る(行動)ことで発症リスクはぐっと高くなってしまいます。
症状を問わず、体調不良になった時に、暑い環境にいるもしくはいた後であれば、熱中症になった可能性があります。
ウォーターサーバの最も有効な使い方は、水分補給にあることは当然のこととして受け入れられています。
ただ、熱中症などの屋外での水分補給に関して言えば、ペットボトルなどの手軽に手に入るスポーツドリンクの有用性が注目されており、水分だけでなく、ミネラルや塩分なども補給できる点が優れています。
もちろん、水だけを飲む方が「口の中がベタベタしない」といった意見もありますが、むやみに水だけを大量に飲むと、体内のミネラルバランスが崩れて、帰って体調を悪くするといった報告もあります。
そういった理由もあって、スポーツドリンクを半分程度に薄めて飲む方法が一般化してきていますね。
となれば、スポーツドリンクの他に薄めるための水と、混ぜ合わせるためのボトルやジャグなどが必要になります。
つまり、出先でスポーツドリンクを買って飲むよりも、外出前に普段使用するボトルやジャグに用意したスポーツドリンクと水とを入れて持ち歩く方が効率的かつ健康や体調管理にも有効だというわけです。
熱中症対策として経口補水液は、水分とともに塩分や糖分なども補給するもので、熱中症対策としての水分補給とともに下痢、嘔吐、発熱等による脱水症状に対する効果も期待できます。市販品を常備するよりも、必要時に必要量を作る方が、体調や症状に合わせた調整もしやすいですし、味も好みに合わせて果汁などを加えることもできます。
スポーツドリンクはカロリーが高めになっていますから糖分が気になりますが、自分で作るとそのあたりの調整も自由にできるので安心して飲むことができます。
何より安価で、お財布に優しいのが嬉しいですね。
基本的なレシピは、水に砂糖と食塩を溶かすだけです。
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| 水 | 1000 cc |
| 砂糖 | 大さじ4.5(40g) |
| 塩 | 小さじ1/2(3g) |
砂糖を蜂蜜に変えてみることもできますね。
その場合は、大さじ4 (72g)程度に変更してください。
糖分が気になる場合は、半分程度まで抑えることができますが、水分と電解質を効率よく吸収するには、糖分とナトリウムのバランスがとても重要です。
それ以上減らすと水分と電解質の吸収に影響しますので、できるだけレシピ通りにした方が吸収効率がよくなります。
特に塩分は重要ですので、減らさないようにしましょう。
そのほかにも、果汁を加えて風味を変えることもできます。
その場合は、
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| 水 | 1000 cc |
| 砂糖 | 大さじ4.5(40g) |
| 塩 | 小さじ1/2(3g) |
| レモン果汁 | 50 cc |
果汁で風味よく、美味しくなり、クエン酸やカリウムが摂れることがメリットです。
しかし、糖濃度が増えるので、浸透圧が上がり水分の吸収効率が下がるのがデメリットです。
また、単体のブドウ糖を使うことで、全体の糖分量を減らしつつ水分の吸収率をキープすることができます。
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| 水 | 1000 cc |
| ブドウ糖 | 大さじ2(18g) |
| 塩 | 小さじ1/2(3g) |
結果的に甘さが控えめになり、カロリーも砂糖40gは150kcalなのに対しブドウ糖18gは60kcalなので、60%もカロリーカットできます。