生活の中に香りを取り入れることがもはや一般的といってもいい昨今、アロマ機能は加湿器には基本機能として組み込まれていますし、手軽に気分を変えられるツールとして、香りを持ち運べるペンダントやガジェットなども発売されています。
とはいえ、アロマオイルを買ってみようと思うと、いろいろな種類があって、どんなこと使えるのかわからないかもしれません。
そこでアロマオイルをひとつ選ぶならば、ハッカ油をおすすめします。
ハッカオイルともミントオイルとも呼ばれるものです。
ハッカ油の主成分はメントールで、肌につけると清涼感を感じることができます。
これは、メントールが皮膚の表面にある涼しさを感じる細胞を活性化するためで、実際に温度を下げているわけではありません。
しかし、電気を使わずに涼しくなれるのはエコですし、暑い季節に涼しさを感じるには最適で、汗の匂いも抑えられます。
ただし、ポリスチレン(PS)の容器はハッカ油に含まれるリモネンが溶かしてしまうので使わないでください。
また、猫は精油に含まれる毒成分を分解できないので、猫に影響が出ないよう、十分に気をつけてください。
使う直前はよく振る。
変質してしまうので、1週間ほどで使い切る。
水は肌につける用途の場合は精製水を使ってください。
無水エタノールとともに、ドラッグストアに売っています。
夏は湯上がりがサッパリとするクールタイプの入浴剤が人気ですが、ハッカ油のオイルバスは同様の効果があります。
使う量は湯船に対して1~5滴まで。
敏感肌だと刺激を感じる方もいるので、水に溶けやすいようキャリアオイルなどの基材に溶かしてから入れると、お湯に馴染みやすくてより良いでしょう。
スプレーの作りかたに出てきた無水エタノールも使えます。
風邪や花粉症で鼻が詰まったときに、カップ一杯のお湯に3滴たらして蒸気を吸入すると鼻のとおりがよくなります。
刺激があるので目は閉じてください。
より手軽な方法としては、ティッシュに1滴たらして香りを吸入してもいいでしょう。
マスクに少量つけておく、という方法も役立ちます。
また、コップ1杯の水に1滴たらしてうがいをすると、のどの痛みに良いですし、口臭予防にもなります。
それに、洗面器に入れたお湯に1滴たらしてよく混ぜ、タオルを浸して絞ったものを肩や首に湿布すると肩こりも和らぎます。
朝なら紅茶に入れて『ミントティー』にすれば目覚めがよくなりますし、夜なら手軽に『モヒート』が作れます。
バニラアイスクリームに好みのチョコレートやココアクッキーと合わせてチョコミントアイスにするなど、オリジナルのスイーツ作りも楽しめます。
今回は、冬の定番『ココア』にミスマッチな爽やかさを加えて楽しむクールホットな『ミントココア』をご紹介します。
これではちょっと簡単すぎますね。
ココアを『高カカオチョコレート』で作るレシピもあわせてご紹介しましょう。
| 材料 | 分量 |
|---|---|
| カカオ70~80%チョコレート | 40g |
| ミルク | 400〜450 ml |
| 砂糖 | 好みに合わせて適量 |
| ラム酒 | 適量 |
ちなみに、1滴も入れてしまうと香りが強すぎて咳こむこともあるほどなので、容器に一度とって「爪楊枝や箸の先などにつけてからカップに入れてかき混ぜる」を繰り返して好みの強さに調節します。
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かつて世界市場の70%以上を生産した「北見地方」で、輸入自由化や合成ハッカによって道内唯一の「北見ハッカ工場」が閉鎖に追い込まれ、絶滅しかけた国産ハッカの復興を目指して設立された北海道の企業です。
2006年には、本格的な和種ハッカの契約栽培を開始し、2014年、北見産精製ハッカオイル『Wash Mint』も限定発売しました。
北見ハッカ通商の『ハッカ油』は、「Wash Mint」以外は基本的にインド産のハッカを国内で精製したものですが、香りがよく、無添加で食品にも使用できるという品質の高さを誇っています。
暑さをしのぎたい夏だけでなく、気分をリフレッシュしたいときにぜひ使いたいアロマです。