複合クリップは、基本シナリオに接続したクリップやサウンド、テロップなどをグループにまとめて、いつのクリップとして利用できるようにするものです。
また、複数のクリップを編集後に色補正などのエフェクトをクリップ全体に対して適用する場合に、複合クリップを利用することで作業を効率的に行うことができます。
映像全体をセピア調に補正する場合などに便利に使えますね。
複数のクリップで構成されるシナリオを複合クリップにまとめる場合は、ドラッグまたはコマンドキーを押しながら対象とする複数のクリップを選択します。
副ボタンのクリックでコンテキストメニューを呼び出し、「新規複合クリップ」を選択します。
複合クリップに名前をつけ、保存したいライブラリを選択して「OK」をクリックします。
選択していたクリップが、複合クリップとしていつのクリップとしてまとめられます。
作成した複合クリップは、作成時に設定した名前でライブラリに登録されます。
作成した複合クリップは、再編集することが可能です。
編集したい複合クリップを選択して、コンテキストメニューを呼び出します。
「クリップを開く」を選択すると、複合クリップが新しいタイムラインとして展開されます。
展開された複合クリップは、表示されたタイムライン上で自由に編集できます。
ただし、クリップの長さが変わっても元のシナリオ上での長さは変更されません。
短く編集し直された場合は、元のシナリオでは暗転されるので、クリップの長さを修正する必要があります。